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天面山日本蜜蜂の楽園は日本蜜蜂の養蜂を専門とする空間農業の楽園です

TEL. 097-596-1208

〒879-7502 大分市大字端登4053-2

みつばちのおもしろい話COMPANY

・みつばちの社会   ミツバチには「女王バチ」と「働きバチ」がいるのは有名です。
「女王バチ」は当然メスですが、実は「働きバチ」もメスなのです。
ローヤルゼリーを餌とし、1日に2000個(約30秒に1個のペースで)卵を産むのが「女王バチ」。
花粉や蜜を餌にし、掃除や育児に食事の用意まで何でもするのが「働きバチ」。
・オス蜂は   ちゃんとオスのハチ「オスバチ」もいます。巣の中に住んでいて、新しい女王の産卵のためにいます。
しかし、普段は「働きバチ」から餌を貰い、身の回りのこともお世話してもらっています。
ですので、「オスバチ」は英語では"drone(怠け者)"と呼ばれています。

・ 蜜集め ミツバチには、蜜集めに関して幾つかの習性があります。その習性によって、
一番豊富な蜜源に集中するようになります。
(1)見つけた蜜源は、蜜を採り尽くすまで通い続ける。
(2)見つけた蜜源を仲間に知らせる。
例えば、ミツバチがレンゲ畑を見つけたとすると、レンゲの花が枯れるまでレンゲ畑に通い続けます。
途中に他の花があったとしても、寄り道をせずにレンゲ畑に通い続けるのです。
おそらく、色々と探し続けるよりも一箇所に集中したほうが効率が良いことを知っているのでしょう。
更に、蜜源を見つけたミツバチは、巣に戻ると仲間のミツバチに蜜源の場所を教えます。
ミツバチの8の字ダンスと呼ばれるものです。そうすると、次々に仲間のミツバチが蜜源に結集
していくわけです。
でも、蜜源を見つけてくるのは1匹のミツバチとは限りません。他の蜜源に関する情報もあるはずです。
ここにもよく出来た仕組みがあります。
蜜源の蜜の量によって、ミツバチのダンスは激しくなります。
また、蜜源から戻ってきたミツバチが次から次へとダンスをする訳ですから、
豊富な蜜源のダンスが優勢になります。そのため、最終的には豊富な蜜源
への誘導へ落ち着いていきます。
これが単花蜜が出来るミツバチの面白い習性です。
 
 ・ミツバチの仕事は年齢により分かれている
(働き蜂の場合)
 

1- 2日: 自分のセル(小部屋)の掃除。自分が生まれたところから始める。
3- 5日: 成熟した幼虫にエサをやる仕事。
6-11日: 一番若い幼虫にエサをやる仕事。
12-17日: ワックスを作り始め、巣を作り、食糧を運ぶ。
18-21日: 巣の入り口でガードマンの仕事。
22日より死ぬまで(40-45日): 巣から飛び立ち、植物から花の蜜や花粉を集めてくる。

 ・ミツバチは刺したときに常に死ぬわけでない  人を刺すと、ほとんどのセイヨウミツバチは死に至りますが、その他のものを刺した場合は死ぬとは限りません。針の返しになっている部分が皮膚に食い込むと、針がミツバチと一体になっていることから内臓がちぎれてしまいますが、相手が昆虫などの場合は自分を痛めることなく何度も刺せるそうです。
・ミツバチが世界一周をするのに必要なはちみつは、わずか28g  食糧を探すミツバチは、巣から8kmほど離れたところまで飛ぶことができます。集団では450gのハチミツを集めるために8万8500kmも飛びます。そして一つの巣が冬を越すために必要な量より11kgも多い、27kgものハチミツを生産します。また、450gのハチミツを作りだすために200万本の花から蜜を採集します。 
 ・ミツバチは世界が丸いことを知っており、角度計算が出来る。 ミツバチは花のありかや巣の場所を知らせるため、ダンスで合図することで知られています。この情報を元に、山の反対側の側面にしか食糧がないという状況下で実験が行われました。
ミツバチは山を越えることはできません。すると場所を知らせるために角度を計算したと言うのです。以前行ったことがない場所ったにもかかわらず、山と自分たちを比例させて計算したようです。さらなる研究では地球の丸みを計算に入れていることが判明したそうです。ミツバチダンスは角度だけでなく、食糧のある場所までどれくらい距離があるかも伝えているそうです。ミツバチは識別出来るような測定器を持たずして、距離を測る能力を持つ小さな数学オタクなのです。
ミツバチは体温調節が出来ない   ただし他の体温調節が出来ない動物とは違い、羽をこすりあわせることで体温を上昇させることができます。飛行中のハチは体温が50度ほどもあり、雨などに濡れると途端に飛べなくなります。巣は通常36度くらいに保たれています。
 ・はちみつの作り方

ミツバチは花の蜜と自身の持つ酵素と混ぜてハチミツを作ります。それを六角形の部屋に保存し、水分が17%に減るまで待ち、働きバチたちの食糧が必要になるときまで蜜蝋でフタを閉じます。

 ・ミツバチはアメリカ産ではない

セイヨウミツバチはヨーロッパから持ち運ばれたもので、昔のネイティブ・アメリカンたちにはハチのことを「白人のハエ」と呼んだこともありました。

 ・女王蜂のつくりかた

集団が膨れ上がると新しい女王蜂を作るのですが、そのプロセスは以下の段階を踏みます。

ステップ1:
20ほどの専用の女王蜂用の巣が作られる。
ステップ2: 現存の女王蜂がその巣に卵を産み付ける。
ステップ3: 世話係の働きバチがこの幼虫にロイヤルゼリーと呼ばれる栄養価の高い食事を与えながら、25ミリの長さになるまで巣の拡張を始める。
ステップ4: 産卵9日後に最初の女王の巣が何重もの蜜蝋で閉じられる。
ステップ5: 元の女王が年長のハチたちと共に巣を離れる準備をする。他のハチたちは元女王を飢えさせて細くし飛べるようにする。痩せ細ったところで女王に群れに参加するよう年長のハチたちを説得し、新しい巣作りの場所を求めて飛び立つ。この飛び立った群れは途中で何度か休憩し、偵察のハチたちが巣作りに最適の場所を探しにいく。偵察バチが得た情報を元に新しい場所を定める。
ステップ6: 8日後、新女王が巣から出てくる。その時に小さな群れを引き連れ新しい場所へ飛び立って巣作りをするか、あるいは他の女王候補が寝ている巣に毒針を刺し、抹殺にかかる。
ステップ7: 新女王は外を飛び回り、新しい環境での適応を始める。
ステップ8: そして飛びながら20匹くらいのオスと交尾を始める。この交尾を終えた雄バチはまもなく死ぬ。
ステップ9: 3日後、新女王は一日2000個の割合で産卵を始める。受精した卵はメスの働きバチに、受精しなかった卵を雄に受精させると同じくオスバチになる。多いときでメスの働きバチは4万匹、雄バチは数百匹の集団で、女王は必ず1匹と決まっている。
ステップ10: この女王はこのコロニーが拡大し、新しい群れが作れる規模になるまで最低でも1年は留まり続ける。働きバチは40日ほどの寿命で、雄バチは交尾のあと死ぬか、冬の食糧を節約するため秋には巣から追い出される。一方の女王は最長5年ほど生きる

 ・女王蜂の死期が近づくと働き蜂たちはニオイで察知する

女王の死が近いとフェロモンが消えるため、働きバチたちはすぐに気づきます。若くして女王が死んだ場合、働きバチたちはすぐに現在ある幼虫から新女王を作る作業に入ります。生まれて3日以内の幼虫さえいれば、ローヤルゼリーなどを与えることで女王は作れます。

 ・女王が変わると集団の習性・特性が変化する コロニーの特性や習性によって攻撃性などに差があり、養蜂業者はハチたちをうまく管理しているのそうです。
   
 ・古いミツバチに若いミツバチの仕事をさせると若返ることが判明  ミツバチの世界では、役割分担が決まっており、女王蜂が産卵すると、若い働きバチは巣の中で幼虫に餌を食べさせ、より古い働きバチは巣を出て花蜜と花粉を集める仕事をしている。アリゾナ州立大学とノルウェー生命科学大学の最新共同研究によると、古い働きバチを巣に戻し、若い働きバチがしている子育てなどの仕事をさせると、古い働きバチのタンパク質の脳内生成が活性化され、若返り、新しいことを学習する能力が向上することが判明した。

研究では、女王蜂と幼虫を残して若い働きバチを巣からすべて取り除き、外に出て蜜や花粉を集めている古い働きバチを巣に戻した。そのまま巣で幼虫の世話をする働きバチもいれば、再び外に出て蜜や花粉を集める働きバチもいた。その結果、巣に残った働きバチのほとんどが若返り、その内の約50%が、10日後には新しいことを学習する能力が著しく向上していたことが分かった。
                        

アリゾナ州立大学の研究者グロ・アムダム氏は「これまでの研究で、働きバチが巣で幼虫の世話をしている間は、脳の機能が高く維持されていることは分かっていた。ところが、幼虫を世話する時期が終わると、働きバチは蜜や花粉を集めるために巣から離れ、急速に老化する。2週間もすると羽はすり切れ、体毛は抜ける。さらに、新しいことを学習する能力を中心に脳の機能が失われていく。」と語る。
                         
古い働きバチの脳の機能が活性化した理由は、「prx6」と呼ばれるタンパク質が変化した結果だという。prx6は、人間の認知症を予防するタンパク質として期待されている。また、脳が細胞レベルのストレスにさらされることで破損したタンパク質を保護する 「シャペロン」というタンパク質の変化も確認された。 
 
この研究がそのまま人間に適応できるかどうかは、今後の研究次第だが、人間もその社会的行動を変えることによって、脳内のタンパク質が変化し、老化防止や認知症の予防や改善につながる可能性があるとして、研究者らは期待している。
                         
 ・ミツバチ集団失踪の 怪 兵庫でも一夜にして数万匹が消える ある日突然ミツバチの大群が集団失踪してしまう。この現象は蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)と呼ばれ、21世紀には急速に広まったという。2006年には全米各地で一斉に発生し、失踪した数は飼っているミツバチの4分の1にものぼると言われている。
                   
                        
アメリカだけでなく、ヨーロッパなどでもこの現象は確認されており、その魔の手は当然日本にも伸びてきている。日本国内では「いないいない病」の名をつけられたミツバチの集団失踪。今年に入ってから、兵庫県丹波地方の養蜂農家で、女王蜂を残したまま、数万匹で構成されるミツバチの部隊が120群まるごと失踪したのだそうだ。

2010年1月3日、異変が起きた。120群(1群は数万匹で構成されていて、1匹の女王蜂が形成する集団)いた越年用のミツバチのほとんどが消えたという。
                        
巣箱や周辺にハチの死骸はなく、餌となる蜜も豊富に残り、まさに蒸発、失踪の状態。冬の間に1割程度の減少はあるが、壊滅状態となったのは初めてだ。

 「蜂群崩壊症候群」は昨年8月、兵庫県三田市の県立人と自然の博物館でも起きている。研究用に飼っていた8群中の1群(2万〜3万匹)が突然行方不明となり、短期間に200匹にまで激減した。

ミツバチの集団失踪の謎は、まだ完全には解明されていない。

 「疫病説」、「栄養失調説」、「ネオニコチノイドやイミダクロプリドなどの殺虫剤説」、「電磁波説」、「害虫予防のための遺伝子組み換え農作物説」「ミツバチへの過労働・環境の変化によるストレス説」などが唱えられているが、未だに謎が多いそうだ。

 今回の場合には、上記説のひとつである「殺虫剤説」によるものではないかと言われている。

 集団失踪が起きた養蜂農家の付近の山では、最近になり、マツクイムシ防除や稲の害虫防除などに「ネオニコチノイド」が使用されるようになったのだそうだ。

ミツバチの行動を研究している大谷剛・県立大自然・環境科学研究所教授は「ハチは必ず巣に帰る。急にいなくなることはありえない。『ネオニコチノイド』系はハチの脳に作用し、帰れなくなる。巣箱に残っていた花粉団子の成分から、稲の花粉を取りに行っていたとみられ、(失踪は)農薬が根本的な原因ではないか?」と推測する。
                        
「ハチは行動が複雑で神経が非常に発達した昆虫で、少しの環境変化で影響を受ける。必ず巣に戻り、増減が確認できるため、環境指標生物ともいわれる。『ネオ』系の農薬は、昆虫に効くということで使用が広がっているが、昆虫を殺し尽くすことは生態系を壊す。将来、人間に大変な結果をもたらす」と大谷教授は警告する。
 ・これが日本ミツバチの超攻撃(熱殺蜂球)だ ニホンミツバチは、天敵であるオオスズメバチが巣内に侵入すると、数百匹の働き蜂がスズメバチを取り囲んで蜂球を形成し、発熱してスズメバチを「蒸し殺す」という攻撃技を持っている。この技は「熱殺蜂球」と呼ばれ、ニホンミツバチのみが独自に獲得した攻撃方法なのだそうだ。
 熱殺蜂球:それは集団で敵を取り囲み己の体から発する熱で焼きつくす極悪非道の暗殺拳法です。
これまで、この行動がどのような脳の活動により制御されるのかは不明だったが、東京大学、玉川大学(玉大)、金沢大学(金大)らの共同研究により、攻撃行動の「熱殺蜂球」を形成している「ニホンミツバチ」の脳では、昆虫の高次中枢の「キノコ体」の一部の神経細胞が興奮していることが発見された。
熱殺蜂球形成では温度が一定(46℃)に保たれることが重要だそうで、今回検出されたキノコ体の神経興奮は、蜂球内の温度モニタリングに関わる可能性が考えられるという
                       熱殺蜂球

































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